稽古内容

 

全日本剣道連盟 杖道

剣道連盟で行われている杖道

12本の形を修行することにより段位を取得していく。

段位は全日本剣道連盟剣道の段級位制に準ずる。

神道夢想流杖術


江戸時代初期の武芸者、夢想権之助が創始した武術。「古流」として伝えられている。


杖道とは、単独で行う「基本」と二人(打太刀、仕杖)で行う「形」がある。打太刀は木刀、仕杖は杖(じょう)と呼ぶ木製の棒を用いる。使用する杖は神道夢想流と同じ4尺2寸1分(約128cm)、径8分(約24mm)の白樫の棒が標準であるが、本来は、立って足下から胸の高さまでの長さが良いとされている。木刀は3尺3寸5分(101.5cm)、柄の長さ8寸(24.2cm)の白樫を使用する。打つ・突く・払う技を寸止めで演武し、気合は打ち込みで「エイッ!」、突きで「ホォッ!」と力強く発声する。


突かば槍 払えば薙刀 持たば太刀

杖道の技術面の特徴を表すものとして、「突かば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」と言う古歌があり、槍、薙刀、太刀の要素を兼ね備えた、千変万化する多種多様な技術面の理念を、よく表現しております。

疵つけず 人をこらして 戒しむる

杖道の精神面の特徴を表すものとして、「疵つけず 人をこらして 戒しむる 教えは杖の 外にやはある」と言う古歌があり、人を殺めぬ不殺の理念をよく表しております。 一般に、武道の原点は人を殺傷することにありましたが、杖道においては、古より不殺の理念を唱えていたことは、特筆すべきことであります。

全日本剣道連盟 杖 道

神道夢想流杖術 古 流

形稽古の趣旨



剣道連盟 杖 道

初心者が先ず学ぶ基本の形

    全日本剣道連盟杖道                         基本打                               一本目 本手打
    二本目 逆手打
    三本目 引落打
    四本目 返し突
    五本目 逆手突
    六本目 巻落
    七本目 繰付
    八本目 繰放
    九本目 体当
    十本目 突外打
    十一本目 胴払打
    十二本目 体外打                         杖道形                             一本目 着杖
    二本目 水月
    三本目 引提
    四本目 斜面
    五本目 左貫
    六本目 物見
    七本目 霞
    八本目 太刀落
    九本目 雷打
    十本目 正眼
    十一本目 乱留
    十二本目 乱合
     1956年(昭和31年)、神道夢想流杖術が全日本剣道連盟(全剣連)に加盟し、全剣連は剣道、居合道、杖道を「三道」として普及する方針を打ち出した。1968年(昭和43年)、清水隆次、乙藤市蔵らによって「全日本剣道連盟杖道」が制定された。現在最も修行人口が多く、一般に杖道といえば全日本剣道連盟杖道を指す。

神道夢想流                  杖術(古流)

上級者が習う型

    神道夢想流杖術
    ◯基 本
    本手打  逆手打  引落打  返  突  逆手突  巻 落
    繰  付  繰  放  体  当  突外打  胴払打  体外打
    ◯表 
    太刀落  鍔 割  著 杖  引サケ  左 貫  右 貫
    霞     物 見  笠ノ下  一 礼  寝屋ノ内 細 道
    ◯中 段   
    一 刀  押 詰  乱 留  後 杖(前・後)  待 車  間 込  
    切 懸  真 進  雷 打  横切留  拂 留  清 眼
    ◯乱 合
    大太刀   小太刀
    ◯影
    太刀落  鍔 割  著 杖  引サケ  左 貫  右 貫
    霞     物 見  笠ノ下  一 礼(前・後)  寝屋ノ内(前・後) 細 道
    ◯五月雨
    一文字  十文字  二刀小太刀落  ミジン  同 裏  眼ツブシ
    ◯奥伝(仕合口)
    先 勝  突 出  打 付  小手留  引 捨  小手搦 
    十 手  見 返  アウン  打  分  水 月  左右留
    ◯五夢想の杖(極意秘伝)
    闇 打  夢 枕  村 雲  稲 妻  導 母

形稽古の趣旨

武道は型に始まり形に終わる

    「形にはまる」という言葉があるように、形は応用がきかない、 無個性などのマイナスイメージをもって語られることもある。 しかし形の修練を最も基本的な段階に据える流儀は多い。 技芸の上達についての言葉で、守破離という言葉がある。 守=まずは決められた通りの動き、つまり形を忠実に守り、 破=守で学んだ基本に自分なりの応用を加え、 離=形に囚われない自由な境地に至るというものである。 つまり形をしっかりと身に付けることではじめて、高度な応用や個性の発揮が可能になるということである。

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